カーボンニュートラルとは、車、工場からの排気ガスや、照明や家電の使用に必要な電気をつくるときなどに発生する二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスを、森林や植物が吸収できる量に減らしましょうという取り組みのことです。
宇都宮市の2013年度1年間の温室効果ガス排出量は418万トンです。これはCO2が満タンに詰まった東京ドームの約3.5個分に相当します。 宇都宮市の森林、植物の量から考えても、とても吸収が間に合いません。
↓つまり
CO2は毎年溜まり続けている!?
地球温暖化はどんなしくみで起こるの?
今まで地球は、太陽からのエネルギーを宇宙へ反射、放出させることで、ほどよく温まってきましたが、現在は、CO2などの温室効果ガスが多くなりすぎて地球の周りに壁をつくってしまっています。
太陽のエネルギーをなかなか宇宙へ逃すことができないため、気温がとても高くなったり、異常気象が起こります。
■ 異常気象が多くなる!?
ゲリラ豪雨や台風などの異常気象が多くなるのは、地球温暖化が原因と言われています。
地球温暖化により台風の規模も大きくなり、2019年宇都宮市でも大きな被害を受けました。
■猛暑日の増加、大雨による災害、熱中症による健康被害も!?
私たちがこのままの生活を続けていると、さらに温暖化は進み、今以上にたくさんの影響が出てきてしまう可能性が高くなります。
たとえば、猛暑日が年間で30日以上増えたり、大雨による災害発生、熱中症による健康被害などが起きます。
わたしたち一人ひとりが今すぐ行動を起こし、2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする、「カーボンニュートラル」を実現することが必要不可欠なのです。
宇都宮市の目指す
「ゼロカーボンシティ」
宇都宮市は、2021年9月に、2050年までに温室効果ガス排出を実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ」を目指すことを宣言しました。目標を達成するためには、2030年までに、2013年と比べて50%のCO2削減を目指さなくてはいけません。
宇都宮市では、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、市全体で長期的なビジョンを共有し、市民・事業者・行政が一丸となって脱炭素化に取り組んでいくことを目的として、「宇都宮市カーボンニュートラルロードマップ」を策定しました。
詳細は、下記リンクからご覧ください。
「NCC(ネットワーク型コンパクトシティ)」を基盤とし、
「もったいない」のこころのもと、「ひと」「もの」「まち」を大切にしながら、
将来世代に残すことができる持続可能なまちをつくるため、
かえる つくる 育てる の3つのアクションを実行し
カーボンニュートラルなまち”うつのみや”を実現しよう
温室効果ガスが日常のあらゆる場面から排出されていることを意識して、脱炭素型のライフスタイル・ワークスタイルへ日々の行動を変えよう!
たとえば・・・
▶ スマートムーブへかえよう!
▶ 食事を食べ残さず、地産地消へかえよう!
環境にやさしい再生可能エネルギーをつくり、そして使おう!
たとえば・・・
▶ 自宅でエネルギーをつくろう!
・ 太陽光発電の設置
・ 自宅をZEH(ゼッチ)住宅に!省エネ・創エネ
脱炭素社会にふさわしいまちになるために、本市の資源であるNCC(ネットワーク型コンパクトシティ)、人材、緑、技術、パートナーシップなどをさらに育て、活用しよう!
たとえば・・・
▶ 緑を育てる
▶ 人を育てる
▶ まちを育てる「脱炭素先行地域づくり」
カーボンニュートラルの実現につながる
「もったいない運動」
「もったいない残しま10!」運動
▶ 宴会で「残しま宣言」。開始10分・終了10分 料理に専念して残さず食べよう!
▶ 食材は10割使い切る! 料理は10割食べきる!
▶ 毎月10日を「残しま10!の日」に設定。10日は冷蔵庫をチェックして、食材管理をしよう!
「マイMy運動」
▶ 使い捨てプラスチック製品から繰り返し利用可能な「マイバッグ」「マイボトル」などを使いごみの発生を抑えよう!
省エネ・節電
▶ 季節に合わせてエアコンの温度を設定
▶ エアコンを使用するときに、扇風機や加湿器を使って上手に温度を調節
▶ 使わない照明、家電の電源をOFF
\もっと知って もっとチャレンジ!/
より詳しくは、こちらをご覧ください!
『もったいない運動』で
カーボンニュートラルの実現を
目指そう!
「カーボンニュートラル」についてや、カーボンニュートラル実現につながる「もったいない運動」について詳しく説明したパンフレットを作成しました。ぜひご覧ください!
\カーボンニュートラルについてわかりやすく紙芝居形式にまとめました/
TEL 028-632-2404
FAX 028-632-3316
MAIL mottainai@city.utsunomiya.tochigi.jp