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平成27年度もったいない4コマまんがコンクール受賞者

 宇都宮市もったいない運動市民会議は,地球上にあるすべてのものに,尊敬と感謝の気持ちをもち,ひとやものを大切にする「もったいない運動」の普及啓発活動を行っています。活動の一環として,日頃身近で「もったいない」と感じていることや,実行していること,「もったいない」にまつわるエピソードなどを描いた「もったいない4コマまんが」を募集いたしました。

 今年で,コンクールも3年目を迎え,これまでの「もの」を大切にする環境面の「もったいない運動」を中心とした作品から,「ひと」への思いやりや宇都宮の「まち」の良さなどを大切にする本市独自の「もったいない」のこころを表現した作品が集まるように変化するなど,「4コマまんがコンクール」の実施により,子どもから大人まで「もったいない」のこころの浸透がうかがえます。8月31日(月)に審査会を開催し,応募作品222点の中から,今年度の入賞作品が決定しましたのでお知らせいたします。

講評


 本年度も「もったいない4コマまんがコンクール」が実施されました。今回は第3回になりますが、昨年度よりもさらに応募作品数が増え、222作品という多数のご応募がありました。

 

 入賞作品の選考基準としては、内容が「もったいない」の趣旨に合っているかどうか、もったいない運動の普及啓発にふさわしい作品であるか。また、表現力や技術力が優れているだけではなく、ユニークで独創性があるものか、という点も重視されました。

 

応 募作品の傾向としては、昨年同様、エコやリサイクル、節電、環境問題を題材にしている作品が多く見られました。その他にも、宇都宮の特徴をアピールしたものや、日常生活における人間関係について表現したもの、「もったいない」についての新しい提案などもありました。幅広い視点から「もったいない」の心が表現され、いずれの作品も「もったいない」の心を改めて感じさせてくれる内容になっています。

 

 入賞作品は、作者独自の視点から「もったいない」が表現されていて、表現力や技術力も優れているものばかりでした。残念ながら入賞に至らなかった作品もありますが、どの作品も魅力的でした。今回入賞されなかった方は、また来年度もぜひチャレンジしてください。

 そして、さらに宇都宮市の「もったいない」の心が広く知れ渡るよう、今後も多くの素晴らしい作品が集まることを期待しています。

宇都宮メディア・アーツ専門学校

まんがアート科担任 大野 諒子